2005年11月06日

映画を見せる

個人で映画を作り始めてかれこれ10年になります。
過ぎてみるとあっと言う間でしたが、やはり結構長いもので。

その間、『映画を作るための方法』『映画を作る目的』などいろんなものが変化していきました。
特に変化が多いのが『映画についての目標』です。
今までの『目標』をざっと時系列に挙げてみます。

○仲間が欲しい

○機材が欲しい

○いい作品が作りたい

○役者がほしい

○スタッフが欲しい

○よりいい機材が欲しい

○よりいい作品が作りたい

○見てほしい

おおかまにこんなところでしょうか。
<ひと+機材=作品>
この方程式を少しずつ大きくしてきました。

そして今一番の目標は、『ひとに見てもらう』ということです。
映画を作る事に関しては、ある程度落ち着いてきた、と思ってます。
今後どうしたらいいのか、が想像できるし、やり方も分かる。
そうなるとやはり、しばらくはとにかく見てもらうことに注力しよう、と。

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もちろん、作品が完成する度に上映会も行ってきました。
そこで自分の中で不満が残るんですね。

○公民館のようなところで上映しても味気ない
○きちんとした映画館で流すとお金がかかる
○もっとのんびり映画を見てもらいたい
○来てくれた人たちと交流の場を設けたい

具体的には、お酒をのんだりコーヒーを飲んだりしながら気軽に見てほしい。
作品の前後に、時間的な余裕を作りたい。
うれしいことに初めての方からよくメールをいただきます。
そういう人たちともゆっくり交流する場にしたい。

もう何年も考え続けてきたんですが、ようやく行動に移せます。
のんびりした上映会、やります。

■日時:11/13(日)午後7時〜
■場所:高田馬場 Ben's Cafe
■料金:無料(ドリンクオーダーのみお願いします)
■作品:ドリームウォーズ・ドリーム
    (SF青春群像劇)

是非どうぞ!
posted by プラザシネマ at 05:48| Comment(10) | TrackBack(4) | インターナショナル映画上映会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月22日

表現の仕方が違うと・・・

同じ映画制作でも、表現の仕方が違うジャンル同士の意思疎通ほど難しいものはありません。
例えば、僕が監督をやる場合、文章も書きますのでシナリオライターとのやりとりはそこそこ問題ありません。
また、絵コンテを使って映像を組み立てていくため、カメラマンとの意思疎通も問題ありません。
さらに、舞台で役者をやった経験も何とかありますので役者の気持ちもある程度は分かるんじゃないかと思ってます。

しかし。

問題は音楽です。
僕は音楽がまったくもって苦手なんです。
音符も読めなければ、楽器も何もできません。

なのに音楽制作班に指示を出さないといけないのです。
僕も頭にあるイメージをうまく伝えれないので大変ですが、作る方はもっと大変です。
「なんかかっこいいやつ」とか「すごいやつ」とかの指示を聞いて作曲しないといけないのです。
「かっこいい」や「すごい」なんて人によってずいぶん違ってきますしね。

一時期、参考になる曲を聞かせて、それみたいな曲をお願い、と頼んだ事もありました。
しかしこれも、制作側からすると難しいみたいなんです。
だって、その通りそっくりのものを作るならまだしも、その印象を残したまま全然別のものを作らないといけないからです。

結局、僕がひたすらあーだこーだ言える範囲の事を言って、推し量ってもらうという形で落ち着いています。
いやはや大変なもんです。
posted by プラザシネマ at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | My・表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月17日

表現したくなる季節

表現したくなる季節。
そんなものはあるでしょうか。

僕が撮影するのは夏ばかりです。だから、夏が表現したくなる季節だ、と言えるかもしれません。
何もかもがエネルギッシュで、家にこもっているのが嫌になってしまうこの感情!

逆に、表現しやすい季節、というのはあるかもしれません。
春や秋は、景色がきれいですしね。
ただ、春や秋は、あっと言う間に風景が変わってしまいます。

ちょっとモタモタしているうちに、春の柔らかな光は夏の厳しい日ざしに、そして秋の色とりどりの木々はモノトーンの沈んだ感じに、変化してしまう。

そう考えると、やはり夏に撮影、に落ち着いてしまうのかなあと思うんです。
でも、最近は冬のシン、とした雰囲気を映像におさめてみたいと思う毎日です。

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2000年制作『ドリームウォーズ・ドリーム』
10月にリバイバル上映予定!
posted by プラザシネマ at 02:58| Comment(3) | TrackBack(0) | My・表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月16日

『とは言え、楽じゃない…』

自分表現の方法のうち、映画や舞台など、多人数での共同作業の類いは、決して楽なものではありません。
映画に関して言えば、知識や技術さえ持っていればなんとかなる、というものでもなく、やはり一番大きなものは人間関係になります。

もちろんプロの世界では予算だったり事務所の問題だったりもしますが、個人制作の場合、ギャラではなく「それぞれの気持ちのつながり」がメインで集まってますから、ますます人間関係が大事になってきます。

これを何とかするのも、監督やプロデューサーの仕事になります。
僕は常にその二つを兼ねているため、映画の準備の段階から「このスタッフの組み合わせならうまく行くだろう」なんてことを考えながら人選を始めます。

撮影現場も、笑いだけは途絶えちゃいけないと思ってます。
お腹が空いちゃいけないし、何よりもモチベーションが下がっちゃいけない。

とは言え、監督をしていて、猛烈に誰かに対して腹が立つ事があります。
スタッフなら、こっそり注意しますが、役者が難しい。
映画はカメラが役者の表情、感情を大きく映しとっちゃいます。
役者が叱られていい方向に影響するのか、シュンとしちゃって元気がなくなってしまうのか、はたまた、現場の雰囲気が悪くなってしまわないか、総合的に判断しないといけない。

うーむ、と悩んだ末に、僕はたいてい、「怒らない」という選択肢をとります。
ただ、悩んでる時は助監督によく突っ込まれます。

「監督、顔が恐い…」

新作『missing』

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posted by プラザシネマ at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | My・表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月08日

『打ち上げはお別れ会』

すが、今年の作品の撮影が、つい昨日終わりました。
撮影は約1ヶ月ちょっとの期間でした。
作品が30分程度の短編というのもあるかもしれませんが、これはうちらとしてはかなり短めです。

短かったけれど、今回は今回ですごく濃い撮影の日々でした。
撮影が進んで行くと、やはり辛くて早く終わってくれないかなーなんて不謹慎な事を考えちゃいます。
だって、多くの役者やスタッフの予定を全部押さえちゃって、同じ目標をもって集まってくれてる仲間たちを裏切る事は、絶対に許されません。
映画は天気やロケ現場の状況といった、自分達のがんばり以外の要素も大きく、なかなか思い通りにはことが進まないもんです。
だからこそ、早く撮影が終わって、この重圧から解放されたい、そんな気持ちになります。

でも、本当に終わりが見えてくると、気持ちは一変します。
クランクアップ(撮影終了)は、この仲間たちとの別れなんです。
打ち上げとは、お別れ会なんです。

映画制作は、まだまだ続きます。撮影なんて、映画制作のための素材集めにすぎないからです。
しかし、もうこのメンバーで一緒に活動する事はないわけです。
終わりが近付くと、いつも僕は切なくなります。
もし何か悲しい曲なんかが流れてきたら泣いちゃうかもしれません。

何かがぽっかり抜けちゃったような気分で、映画の後半戦に向います。

新作『missing』

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posted by プラザシネマ at 23:28| Comment(1) | TrackBack(0) | My・表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月30日

映画による自己表現の例1

僕にとって、映画は自己表現ツールだと書きました。
でも、そう簡単に「じゃ映画作ります」というワケにはいかないと思います。
「映画工房カルフのように」という団体では、そういった人にも気軽に参加してもらえる方法をいくつか提案しています。

映画で表現する。
映画作りだけじゃないんですよね。
例えば、文字表現。
映画にまつわるものがたり』というコーナーでは、映画のタイトルをエッセイのタイトルにして、その映画の内容にからんだ小説・エッセイを書いてもらっています。
実話をエッセイにしてもいいし、まったくの創作小説でも構いません。
その中に、映画に関する「何か」がちょっとでも含まれていればOKにしています。
これだと、気軽に一人で始められそうじゃないですか?

イラストを1、2点つけて公開させて頂いてます。
投稿も歓迎してます。

次回は、映画を使って実際に遊んで楽しむ方法を紹介します。

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↑作品の一つ『グランブルー』イラストより
posted by プラザシネマ at 02:07| Comment(0) | TrackBack(0) | My・表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月26日

映画は自分表現ツール

映画を作り始めるきっかけ、目的って、人それぞれだと思うんですよ。
すごく多いのは、カメラや撮影が好きだって人。
とてもいいことだと思います。

僕はちなみに、カメラには興味がありません。
えー!って思われるかもしれませんが、僕は『作りたい雰囲気』『伝えたいメッセージ』を込めた作品作りをしたくて、それはマンガでも小説でも歌でもなんだっていいんです。
たまたま、映像を通した表現方法が心地よくて、続けているだけなんです。

表現することって、目的が必要だと思います。
僕にとっては、自分表現。

最初は無理に人に見せる必要はありません。
見せたくなってからで構わないんです。
最初はこっそり始めちゃう。
自分表現って、気軽であるべきだと思うんですよね。

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現在制作中の作品『missing』の撮影現場より
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2005年07月23日

映画作りで必要なこと

いきなりですが、映画作りで必要なことってなんでしょう。
いい脚本?深い知識?優れた技術?すばらしい演出?
そうですね、そんなのも大切です。
でもね、そういったものは「がんばり」で何とか希望が持てる類いのものなんじゃないでしょうか。
僕が一番必要だと思うのは…



です。
僕は大きな意味ではかなり運のいい男だと思ってるんですが、こと撮影が始まると、その運はグーラグラ揺らいできます。

今制作している作品は、僕の部屋が舞台です。
ベランダから出ると、そこは陽があたり、とても気持ちのいい場所なんです。
映画の舞台にしたのも、その陽の当たるベランダを撮りたかったから。

えー、撮影が始まると同時に、お隣に建築工事が始まりました。
週末だけの撮影なので、撮影の度に、隣の建築物の高さと追いかけっこです。
あと、騒音。

何とか今回は乗り切れそうでホッとしましたが、そんなことは過去にいくらでもありました。
森のロケハンをして、梅雨が明けて行ってみると草木が生い茂って別世界だったり、撮影日に行ってみると対岸で運動会やってたり…

このブログで、そんなドタバタも時々紹介します。

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posted by プラザシネマ at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | My・表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月22日

プラプラ的映画制作ブログ スタートです♪

みなさんこんにちは。
今日からプラプラ的映画制作ブログを始める、工房の主人です。
普段は『映画工房カルフのように http://www.karufu.org 』という団体で、映画にまつわる様々な表現活動を楽しんでいます。

映画って見るの好きな人、多いですよね。
映画の裏側に興味ある人も、結構いますよね。
DVDのメイキングなんかを楽しんでる人、そこそこいますよね。
じゃあ、実際に作ってる人…いるんですよね。

もしあなたもすぐに始められるとしたら、どうですか?
自分が今まで頭の中だけで考えていたシチュエーションを、現実に映像化できるとしたら興奮しませんか?

芸術作品じゃなくてもいいじゃないですか。
カンヌでグランプリを取らなくてもいいじゃないですか。

自分の好きな映像を作る。
立派な自分表現ですよね。
映像なら、言葉は関係ないですよね。
簡単に国境を越えちゃいますよね。
そう、コミュニケーションツールにもなっちゃいますよね!

このブログでは、まず僕らの活動をご紹介します。
それを読んで興味持った方は、どんどんご連絡下さい。
人が集まったら、一緒に映画を作りましょう♪

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posted by プラザシネマ at 23:56| Comment(0) | TrackBack(1) | My・表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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